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地震保険

地震保険はいってますか?

地震保険について

今回は地震保険加入について考えを述べたいと思います。火災保険(共済含む)加入者の約7割が地震保険を付保しています。約3割がは火災保険に入っていながら地震保険を付保していません。保険料が高い上に損害を十分に補償されないところが付保していない理由でしょう。震度7の地震に十分耐えうる構造で、且つ地震による火災で類焼の心配のない建物ならば必要度は低いかもしれません。しかしそうではない場合は保険で備えておくほうが良いと思います。大地震により、全損までにはならなくても、補修や建替えが必要な状況になった場合、多くのお金が必要になります。地震保険金で元通りにはできませんが、纏まった金額がおりれば生活再建の見通しがつく可能性が高くなります。地震保険と共に兵庫県住宅再建共済(フェニックス共済)に加入していた場合の具体例で試算した表が図1になります。

図1

地震保険 フェニックス共済 建替え合計 補修合計 補修しない合計
建替えする 補修する しない
全損判定 1000万円 600万円 200万円 10万円 1600万円 1200万円 1010万円
大半損判定 600万円 100万円 1200万円 700万円 610万円
小半損判定 300万円 50万円 900万円 350万円 310万円
一部損壊判定 50万円 25万円 25万円 75万円 75万円 60万円
判定無し 0 0 0 0 0 0 0

例では2015年に住宅ローンで新築建物2000万円を購入し、地震保険とフェニックス共済に加入していて2025年に罹災した場合、ローン残高は1500万円程度残っています。損壊の程度が全損判定ならば建替えすれば1600万円、大半損で1200万円の保険金が受け取れます。小半損では900万円なので、建て替えるか350万円受け取って補修するかの選択になるかと思います。損傷の程度により有利不利はありますが無保険状態とは全然違うことになります。政府からの支援金だけでは人生設計を立て直すことは難しいでしょう。特に住宅ローン残高が多い方は地震保険に加入することを強くお勧めします。更に負担は増えますが、家財にも地震保険を賭けておくことで保険金を増やすこともできます。地震保険やフェニックス共済は損害額を補填するものではありませんが、大震災が自分に降り掛かってきたときの希望になる備えです。未加入の方は検討してみてはいかがでしょうか?

動画 Deep Research Canvas

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