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車両保険を安くしたい

免責を20万円設定していても全損扱いなら全額補償

2025年9月の三重県四日市市の地下駐車場で274台の車両が水没したニュースがありました。
一般車両保険はもちろんエコノミー型の車両保険でも水災は補償されます。(保険会社により違いがあるかもしれません)免責金額を仮に20万円としていても、全損扱いならば所領保険金額がすべて支払われます。
 400万の車両で修理代が300万でもは全損にはなりませんが、100万の車両で修理代が110万なら全損となります。免責を20万設定していたとしても100万円の車両保険価額が支払われます。
 前回の記事で紹介したエコノミー型の車両保険で20万円の免責を設定して保険料を安くしていたとしても、この事故の場合は補償されることになります。
 安全運転で単独事故を起こす可能性が低い人にはおすすめできる契約方法です。

車両保険を安くしたい

今回は車両保険について考えを述べたいと思います。                    車両保険の加入率は2021年現在のデータで46.5%です。車両保険については必要な人が掛ければ良いと考えていますが、本当は掛けておきたいけど保険料が高いので掛けずにいる人が多いのではないでしょうか?もう少し安ければ加入したいと思っている方への提案です。       
車両保険を安くする手段は車両保険の種類と免責金額です。具体例として図1を御覧ください。  
図1
令和3年式プリウス 35歳以上補償 日常生活 
運転者限定なし ブルー免許 16等級
車両保険金額200万円 免責金額0円 免責金額20万円
一般車両保険 56400円 32280円
エコノミー型車両保険 29070円 16620円
 
 図1の保険料は令和6年9月時点の三井住友海上の保険料で算出しています。
自損事故不担保、免責金額で保険料は大幅に安くなります。エコノミー型車両保険は自分の運転ミスで事故をしたときの車両の補償はありませんが、電柱やガードレールにぶつけることがなければこちらで良いと思います。実は免責金額は20万円を設定すれば20万円の手出しが必ず発生するというわけではありません。例として図2を御覧ください。

図2 事故状況
車両保険金額 免責金額 過失割合 修理代 自己負担
自車 200万円 20万円 60% 50万円 0円
相手 40%

車両保険の免責金額とは、保険会社は事故による修理代から20万円を差し引いた金額を限度に支払うということで、事故相手からの賠償金額は入っていません。したがって相手側からの賠償金額が20万円を超えれば自己負担は0円になりますし15万円払ってもらえば5万円の自腹です。20万円丸々免責となるのは自分の過失が100%の事故といたずらや飛び石による修理等です。
爆発や火災で全損になった場合は免責20万を設定していても免責無しで保険金が支払われます。
 保険料の負担が見合う金額なら検討してみましょう。

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